新宿画廊新聞がリニューアルするとのことで、新たにテーマを代えて「高知とアート」と題し地方のアートシーンの現状をつらつらと書いていこうと思っています。今回初めて私の文章を読む方は「あなたは誰?」なんって思われるので、自己紹介〜
生まれて初めて描いた絵は「おっぱい」小学生の時は50音がなかなか理解できない子供でしたが、図画工作の成績はダントツな落ち着きのない子供。勉強がめんどくさくなり高校中退。27歳にして中卒だと再就職が難しいことに気づき定時制高校に再編入し意外と勉強が面白かったので、夜間の大学に進学するも、勉強よりも自治会なる怪しい組織の運動に参加。改革を推し進めるも、やり過ぎ燃え尽き症候群で大学中退。傷心の心を癒やすべく高知の平和活動(宗教ではありません)に参加するも内部の喧嘩が絶えず、全然平和的でないので脱退。心寂しい時に友人に誘われ高知の裏観光地として有名な世界最大級、手作り集合住宅「沢田マンション」に転居する。ここからアートの世界に入って行きました(30才前後)きっかけが、2005年高知の伝説的ギャラリーグラフィティでなんだか知らないうちに展覧会をする。2006年頃、不況で関東に出稼ぎ写真家金村修ワークショップに大金はたいて参加するも2回めで登校拒否、その後高知に帰り、初めて作ったピンホールカメラ(2メートル)で変わった写真に目覚め制作を続け、2010年頃、東京の自主ギャラリーに憧れて「沢田マンションギャラリーroom38を立ち上げる(ギャラリーroom801のオマージュっす)素人がよくわからない状態でギャラリーを始めたので、高知では馬鹿にされてばかりでしたが、大物作家の展覧会を企画するも手の平返しで有名ギャラリーとして認知される。そして多くの人の中途半端な応援がめんどくさくなりギャラリーを解体・分裂(プロレスみたいな感じです)そして現在は高知で一番小さなギャラリー「GALLERY E」設立(8万円で作りました)。現在の仕事は不動産業(古い物件が得意)で生活をしています。仕事・作家活動・ギャラリー経営と三足のわらじですが、どれかを適当にこなしつつなんとかやっております。詳しくはHP作りましたのでそちらで、https://meisaiokamoto.com
こんな私ですが、高知で感じたアート情報を毎月締め切りに追われながら書いていこうと思います。次回は2週間前の出来事(11月11日)「岡本くんあの作家はギャラリーでやらないほうがよいぞと先輩からアドバイスを頂いた件」です。新聞社まで巻き込んだ騒動をお伝えします。

岡本明才の「高知とアート」