私は本を読むことが小さい頃から苦手で挿絵ばかり眺めていて、大人になってから多少は本を読むようになったけど、文章を書くことが苦手でブログを始めても続かずフェイスブックの投稿は手短に書くぐらいの自分でしたが、田中さんから新聞作るので何か書いてほしいと言われ、文章の練習と思い始めてみたものの、意外と大変で田中さんから毎月の締め切りお知らせメールから、パソコンとにらめっこで仕上げるわけです。
なんでも言いたいことを書こうと思っていますが、友人などの発言などを載せる際は一応本人に文章を確認してもらうのですが、だいたいダメ出しが出てカットになるんですよね。ある時は「これを掲載したら岡本さんが不利になりますよ」と言われるので、「自分の責任で掲載するので、不利になろうが、どうでも良いし地方の作家&ギャラリストとして誰も相手にしてくれませんから」と説明するも「くだくだくだくだ」となんだか面倒くさい、表現の自由を訴え戦わなければ行けないのでしょうか、ほんと面倒くさいので、カットに応じる信念のなさです。
掲載当初は沢田マンションギャラリーroom38の日々の出来事を紹介しようと思っていましたが、ここの展覧会を紹介しても面白くないし、様々なトラブルもありましたが(恋愛トラブルが面白かったりする)これこそ書いてしまったら当事者から自分自身が嫌われてします。などなど考えたら、意外と書くことが無いのです。文章の表現って難しいです。
作家が文章を書くこと、結構みんな苦手で沢マンギャラリーでもフリーペーパーを作り、みんなで作文しようぜと呼びかけたけど、自分も含め続かず廃刊になりましたが、多くの作家さんは作品が主役なので、文章なんて書く必要ないと言い訳が始まるんですよね。正直なところ書きたくない(書けない)と認めてくれたら話早いですが、苦手なら練習したら良いと思います。鴻池朋子さんのコラムってやつですか高知新聞に連載されています。意外と面白くなく、こんな文章でもいいんだと、ある意味文章書けない自分には勇気がもらえます。
文章もそうですが、アーティストトークもやりたがらない作家が多すぎです。沢マンギャラリーの場合は人前で喋る練習(赤面症治療みたいな表現ですね)として、無理やり作家にやらせましたが、やってみたら意外と皆さん饒舌に喋るんですよ。やってみたら意外とおもしろかったとも言われますね。
高知によくいる「みんなに秘密だけど仕事したくないからアートしています素人騙し作家」たちも文章やトークなど色々と言い訳せずチャレンジしてもらいたいもので、苦手意識もやり続けていたら面白くもなります。
そんな自分も11回も苦手な文章を書き続けられたこと、締め切りメールを送ってくれる田中さんに感謝です。

文章書くのはむずかしい