最近高知のアート界隈では良く聞く話ですが、全国的にはブームは過ぎたでしょうか?
「沢マンギャラリーは地域活性化を目指してますよね?」などと質問を受ける時がありました。しかし自分は地域おこしが大大大っ嫌いなのですよ。なぜなら
全国でも最下位クラスの経済レベルの高知県です。県外からあやかしい(土佐弁)奴らが「ぼくらが地域おこしまっすよ」とドシドシ移住してくるわけですよ。口を揃えて「高知好きです」と言いよりますが、まっことあやかしいです。
数年前に超一流ブロガーいけださんが高知に移住した年は高知県民が浮かれ、高知が凄いことになるぞ=!と息巻きまきし期待の星でしたが、最近は何しているのかわからないぐらいです(以前は高知ローカルテレビに度々出演し露出が多かったです)
そんないけださん、全国裏観光名所「沢田マンション」に当然のことながらブログに紹介するわけです。「高知に移住するなら沢マンに住むべきだ」と…
沢マン住人歴数十年の私は根性のない人は沢マン入居をオススメしません。(理由は想像してください)いけださんが沢マンの適当な間違った情報を垂れ流し、都会から田舎へ引越憧れ症候群の人たちが7組ほど入居してきたわけです。(沢マン以外でも高知に移住した人多数)独断と偏見で語りますが、都会で成功出来なかった人は地方に来ても成功しないです。よくわからん情熱的な人たちが、よくわからんアイデアで他人の敷地にズケズケと入ってくるわけです。「俺達正しいから言うこと聞け」と
地方に移住して大成功を収めている人もいます。しかし成功談は表舞台に出てきますが、その裏にはたくさんの失敗者がいるのも事実。そんな方々と付き合うのも大変です。
ギャラリーを運営していて思うことは、アートで地域活性化は費用対効果が低く継続的な効果も薄いと思っています。沢マンギャラリーは各作家が「やりたいことをやる」がコンセプトです。地域ではなく自分です。面白い個人が増えたら自然と地域も面白くなる。なので偽善的に地域のためと語る必要なし!
ただ、地域活性化助成金を申請書には「この企画はこんなに地域のためになるぜ!」とついつい書いています二枚舌は私ですが、お許し下さい。
この前、カオスラウンジの黒瀬くん(高知出身)が高知で講演会があり、友人が高知のアートを盛り上げるのに必要なことは何かと質問したところ、「高知は終わってる」と希望のないお答えをいただきました…
今回のテーマは地方活性化